1950-12-05 第9回国会 参議院 予算委員会 第7号
國際経済に結び付いて原材料の輸入が或る程度確保されるという場合においては、供給力においては、私はそれができさえずれば成る程度の調整はつくものではないか。世界的な國際価格に影響されて成る程度の値上りはいたしますにしても、物を持つていることによつてその間の調節はつくものと思います。
國際経済に結び付いて原材料の輸入が或る程度確保されるという場合においては、供給力においては、私はそれができさえずれば成る程度の調整はつくものではないか。世界的な國際価格に影響されて成る程度の値上りはいたしますにしても、物を持つていることによつてその間の調節はつくものと思います。
従つて今日國際経済と結び付いて、かなり原材料を外國から仰がなければならんところにおきましては、財政及び世界の情勢と睨み合せて、おのずからなるところに価格を押付けることは、決して高物価政策をとるものとは私は考えておりません。
○山本米治君 朝鮮事変を契機といたしましてというか、或いはそれより少し前から、國際経済情勢はすつかり一変しておると思うのでありますが、最近は日本でもやかましく言われるように、先ず物を買うことだ、金など外貨資金を溜めてもしようがないから、少しでも輸入を急ぐということが必要だと強調されておるのであります。
これは若しやるとすればでありまして、私どもとしましては企業がおのおのその創意をたくましうしまして、國際経済に臨んで競争して行く上に統制のないのを望むのであります。
その後におきまして約二カ月を経過いたしたのでありますが、御承知のように朝鮮事変というものは六月の二十五日に勃発いたしておりまして、これがその後においてどういうような影響を、國際経済は勿論のこと、日本経済に及ぼすかということは、当時は見通しはつかなかつたのであります。
砂間委員の御希望條項にありましたように、今後の國際経済状況の推移に伴うて、海外宣傳をなすべき対象國については、十分なる考慮をしなければならぬという希望的意見をつけまして、本委員会としては一應この提出になつた海外宣傳予算をお認めになられますかいかがでございますか。
これから先一年間の輸出をそれぞれ計算してみるということは、非常に困難な仕事でありまして、これは安本その他ではそういう計算を一應立てる必要があることはもちろんでありますが、日本のみならずこれからの國際経済がどういうふうになつて行くかということによつて、非常に左右されることでありまして、一割減になるか、あるいはもつとふえるか、あるいはもつと減るかというようなことについては、ちよつと明確な見通しはだれにもつかないのではないか
もちろんこれは自給自足的な観点に立つのでなく、國際経済において許される見通しの計算に立ちましての利用開発であることは申すまでもございません。從つてこの趣旨に基きまして、建設省といたしましては、資源に恵まれながらまだ開発に至らない未開地の経済開発を戦後つとに意図して参つた次第であります。
但し御了承のように補給金も全般的になくなつて參りますので、残さなければならないといつて、日本の資源なり、あるいは生産費の割高なものを幾らでもむりをして残すということは、今のいわゆるドツジ・ラインの経済の建前から許されませんので、企業としても、國際経済上より見ました合理的な採算基準、その範囲内で必要な生産を確保するごとく努力してもらうより、しようがないというぐあいに考えておるわけであります。
ただその國際價格によりますれば、その品物品物の國際経済との接触の度合い、ニユアンスというものがございますので、物によりますれば輸入價格により、あるいは物によりますれば輸出價格による、あるいは向うの写真相場による。おのずからそこにニユアンスがあるわけでございますが、その採算の範囲内で成り立つ鉱山というものは残してもらつてよいのではないか。
これを野放しの方向によつて、この國際経済の中で日本の産業が自力で合理化され、國際的競争に立ち上るというような形に行くというように、通産省ではお考えになつているかどうか。われわれの方ではどうしてもこういう場合にはどういう形かは別としまして、全体的な保証と保護、奨励とを強力に加えて、民族産業を守りながら國際的な関係に結びつけて行かなくもやならぬ。
日本の経済の早期の安定と、早期の自立、國際経済への早期の参加を希望する以上、あらゆる保証金は打ち切つて、價格の國際的なさや寄せをする。
一般物資の生産計画がくずれる、こういうことで計画生産という言葉が妥当であるかどうかということは、第一番の議論から生まれて來ることになるのでありますが、現在よいとか悪いとかの批判はしばらくおくといたしまして、ドツジ・ラインによります均衝予算で強行しております現在の状態において、最大のねらいは早期の経済の安定であり、自立であり、國際経済への参加である。
お説のように、ただいま一應時間的な需給バランスがとれた状態になつたり、あるいは過渡的に見ますと、生産が伴う状況にあるように考えられる場合もございまするが、日本の將來等を見通しますと、四千二百万トンを遂行いたしましたことによつては、われわれの期待いたしまする早期の経済の樹立、あるいは早期の國際経済への参加というような目的を逹成するにはふさわしくないと考えております。
それとともに道内開発の計画は、日本経済の全般的な必要性と関連いたしまして、國際経済との交流をも十分に考慮に入れながら、さらに新たなる意義と意図とをもつて地域的発展への偏向を補正して進むことが必要と思います。この見地から、北海道の発展を日本経済の発展の総合的一環として進めるとともに、経済安定本部の出先諸機関もできる限りの努力を集中して、復興の隘路打開に努むべきであります。
しかも疲労極度に達しておりまして、これから栄養をとつておもむろに回復いたしまして、経済の早期安定、早期の自立、早期國際経済への参加を達成したいと同時に、達成すべき若干の確信と申しますか、強い確信をもつてただいま大臣のおさしずに從いまして努力いたしております。特に中小企業の面につきまして申し上げますが、まじめな意味で——先ほど金詰まりの中で理論的なことを申して恐縮ですが、銀行がまじめな貸付をする。
從いましてそれらがかつての古い体驗から割出しましたところの國際経済の市場に不知な者が、勇敢に貿易の面に突入いたしたのでありまするから、もしこれが民間の企業のトレイダーでありましたならば、やはり知らないで失敗したということで済むであろうと考えますが、いやしくも國をあげての政治であります以上、さような弁解は通らぬわけであります。
もちろん関係筋との交渉経過もありまして、ただいまその全貌を申し上げるわけには参りませんが、何らかの対策におきまして、せつかく計画せられました四千二百万トンの生産が基礎的資材といたしまして、國内産業の早期樹立、早期安定、國際経済への早期参加という、この三つの目標のもとに活用せられるよういたしたいという念願のもとに、それぞれ努力を傾けておる状態でありまして、この問題につきましても、近き将來におきまして一
今のお話によりますと、國際経済の一環としての日本の経済のあり方が分らなければ、総合開発計画は立たんという御意見でありますが、それについては私は今申しましたような見解から相当檢討しなくちやならんというふうに考えますので、蛇足のようでありますけれども、一言附け加えて置く次第であります。
意味はよく通じなかつたかもしれませんが、以上私は金融が今の経済政策の中で非常に重点的な役割を持つものであるということ、しかしこの金融を手放しにゆるめることは、日本の経済を國際経済に結びつける上において、そう簡單にイエスと言つてよろしいものか。
件人事委員会において 一、人事行政に関する件地方行政委員会において 一、地方財政に関する件 二、地方自治に関する件 三、警察及び消防に関する件 四、地方税法の一部を改正する法律案経済安定委員会において 一、重要物資の需給計画、資金その他経済の総合的計画に関する件法務委員会において 一、法務行政に関する件 二、檢察行政に関する件 三、裁判所の司法行政に関する件外務委員会において 一、國際経済
我が國の國際経済関係は狹く一方に偏してはいけません。廣く、殊に近い各國との貿易関係は、從來の偏見を捨てて大胆に正しくこれと結ぶ、これを展開して行くということでなければなりません。 更に又、講和会議において物事が最後的に決まりまするが、それ以前においていろいろの取決めを今日何かの形においてやつて、講和会議以後それがために我が國が束縛されるというようなことがあつてはなりません。
國務大臣(青木孝義君) その経済九原則の実施によりまして、統制が尚拡張され、或いは強くなるのではないかというふうなお言葉ではないかと存じますが、これは私が民主自由党の政務調査会長として、統制を大幅撤廃するということを主張して來たこととどういう関係を持つかということにつきましては、率直に申上げまして御承知の通り、單一爲替レートが決定せられて、日本のこの國内の物價、或いはこの日本國民経済はともかくも漸次國際経済
その他今後日本が國際経済の中に多少でも足をつつ込んで行くということになつて参りますと、國内だけでなしに、國際的の物價関係というものの影響を受けますので、そういつた点も考えながら予算の実行を考えて行く必要があると思います。現在の段階においては、まだ予算がスタートしたはかりでありますので、どういつたことになるか、的確な見通しを持つておりませんことを御了承願いたいと思います。
ですからこういう労働基準行政が前に進まないで後へ退くということは、そういう意味の日本の國際経済への見通しを非常に惡くする。実は行政整理或いは財政の節約という目的よりも、一應重大な損害が日本の國家に向つて與えられるというふうにはお考えにならないのか。そういう意味で少くともこの労働基準局の場合は、前進はできないとしても後退はしない。現状は維持するくらいの考えはないか。
それから日本がいわゆる経済再建をやつて行くという上においても日本がやはりチープ・レーバーの上に産業をやつて行く以上、これは到底國際経済の中に日本が歓迎せられるということはあり得ない。これは殊にイギリスなり何なりその方面で絶えず新聞なりラジオを通じても日本が依然としてチープ・レーバーを以て世界経済に臨まうとするならば、これに対して断固拝撃しなければならないという見解が表明されておるのです。